28'7/24(日) 『ポーラ美術館コレクション』モネからピカソ、シャガールへ
正社員を目指している、華緒です
只今、視野を広げて正社員を目指してます
いい大人がポケモンGO「Pokémon GO」にハマる現象
言い換えれば、“スローな歩きスマホ”が劇的に増加!!
昨日行った北海道立近代美術館玄関前には、スマホをかざしてチョロチョロしてる
大型スーパー内にも
迷惑しているのは私だけではないはず
昨日、7月23日(土)に、北海道立近代美術館へ行って来ました
※夕方4時過ぎに西側から撮影したので、ポケモンGOの人たちがいなくなってます
ポケモンGOがチョロチョロしている横をすり抜け、どうにかして入館できました
現在、「ポーラ美術館コレクション」 モネからピカソ、シャガールへが、
開催されています
チケットです
パンフレット表紙 クロード・モネ「ジヴェルニーの積みわら」1884年
パンフレット中左側
左上 パブロ・ピカソ「花束を持つピエロに扮したパウロ」1929年
左下 ピエール・オーギュスト・ルノワール「ムール貝採り」1888-1889年
右上 ポール・ゴーガン「小屋の前の犬」1892年
右下 クロード・モネ「睡蓮」1907年
パンフレット中右
左上 フィセント・ファン・ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」1888年
左真ん中 ポール・シニャック「オーセールの橋」1902年
左下 ポール・セザンヌ「4人の水浴の女たち」1877-1878年
右上 マルク・シャガール「町の上で、ヴィテブスク」1915年
真ん中下 オディロン・ルドン「日本風の花瓶」1908年
右下 アンリ・マティス「室内:二人の音楽室」1923年
パンフレット裏です
【ポーラ美術館とは】
ポーラ創業家二代目・鈴木常司氏(1930-2000年)が収集したコレクションを展示
西洋絵画、日本洋画や日本画、ガラス工芸、東洋陶磁、化粧道具など
幅広く約1万点に及ぶ
中でも、19世紀後半の印象派から20世紀に至るヨーロッパの近代絵画は、
国内有数の作品数と質の高さを誇る
【「ポーラ美術館コレクション」 モネからピカソ、シャガールへ とは】
コロー、クールベ、ルノワール、モネ、ピサロ、シスレーら印象派からモネ、
印象派の影響を受けながら、それを乗り越えようとした
20世紀、色彩と造形の挑戦を試みたピカソやブラック、シャガール
ヨーロッパ美術の流れをたどる31作家71点が展示されています
展示室の入り口にこんなのがありました
このモデルになった子、上のパンフレットにいます
名は「パウロくん」
これ、ピカソに失礼のような
芸術好きとしては、必要ないような
では、印象に残っている作品や画家をいくつか紹介します
クロード・モネ:6点展示
「睡蓮」⇒絵画からは静けさや時が止まる感覚を得ました
現在、日本にこの「モネの睡蓮」にそっくりな名もなき池が注目されています
それは、岐阜県関市の通称「モネの池」です
行ってみたい!!
「マルリーの水飼い場1873年」
「サン=マメㇲのロワン河1885年」
「ロワン河畔、朝1891年」
空の筆遣いが好きです
筆の向き(使い方)、もしくは絵の具の盛り方が見えるのが、美術展の醍醐味です
余談ですが、教科書の表紙になった絵を描いた我が弟が自分の息子に、
「魅力ある景色を描く時は、空を丁寧に描くこと」と言ってました
これには、芸術好きの私も従弟も同感です
フィセント・ファン・ゴッホ:1点展示
「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」※上のパンフレットにも掲載
ゴッホは、黄色の使い方が上手な画家と個人的に思っています
過去に札幌で「ゴッホ展」があり、足を運びました
目に馴染みがあるんでしょうか
見てて飽きないですし、時間が無限にあるならずっとそこにいたいと思う作品です
大人気作品のため、人も多かったです
話しはそれますが、北海道立近代美術館の売店(多分素敵な名前があるはず)に、
有名な絵画が印刷された傘が販売されています
そこにゴッホのひまわりがあるんですが、傘になると微妙です
【3、象徴主義と新印象派:ルドン、シニャック、クロス】15点展示
オディロン・ルドン:3点展示
「日本風の花瓶」※上のパンフレットにも掲載
これは、絶対に北海道立近代美術館で見るべき作品です
パンフレットからは全く素晴らしさは伝わりません
架空の鮮やかな花とルドンが思う歌舞伎役者?!を堪能してほしい
日本人として???なところが楽しめます
イポリート・プティジャン:1点展示
「髪をすく裸婦1903年」
点で描かれている有名な作品です
点が小さいため、女性の柔らかい肌感、白い肌がより強調されてます
キレイでした
【4、20世紀の前衛芸術:ヴラマンク、マティス、マルケ】13点展示
アルベール・マルケ:4点展示
「パリ、カルーゼル広場」1910年
「ブーローニュ=シュル=メール港の眺め」1930年
「テレムリの道」1930-1932年
影が細かく描写されていて、その小さなところにも目が行く作品です
2番目に長く見ていた作品でした
【5、色彩と造形への挑戦:ピカソ、ブラック、シャガール】12点展示
パブロ・ピカソ:5点展示
「花束を持つピエロに扮したパウロ」※上のパンフレットに掲載
これも、絶対に北海道立近代美術館で見るべき作品です
パンフレットからは全く素晴らしさは伝わりません
1番長く見ていた作品です
レース部分の絵の具の盛り方に注目してほしい
立体感溢れる作品
マルク・シャガール:4点展示
「オペラ座の人々1968-1971年」
3年前に行った「シャガール展」⇐クリックするとジャンプ
懐かしい
落ち着く
背伸びしなくてもいい
なんだかんだで「シャガールが好き」と気持ちを再確認しました
芸術に詳しくない会社の人間に、「ポーラ美術館行ったけど、あまり楽しくなかった」
と言われ、期待をせずに行きましたが、かなり良かったです
「最初は楽しみにしていたけど、入った瞬間、想像と違った」とのこと
憶測ですが、上記の会社の人間は、最初の4点か5点、茶系の作品で且つ茶系の額に
違和感を得たのではないかと思います
私自身も「額はこれでいいのか?」と疑問に思いました
絵画の素晴らしさが、同色のデザイン性溢れる額に引っ張られている感じが勿体ないと
何色の額が絵画を引き立たせるのか、どういう模様がいいのか、わかりませんが、
同色でも模様が入っていないシンプルな額がいいように思います
額の存在感、結構大切です
【場所】北海道立近代美術館
【住所】札幌市中央区北1条西17丁目
【期間】2016.7.2(土)~8.28(日)
「あの名画に会える、夏。」満喫してみてはいかがでしょうか
最後まで読んでいただき、ありがとうございました