華緒 他趣味の会

正社員に登用されて時間が経ったので「正社員への道」 改め 興味あるものが多すぎて「他趣味の会」ブログとして投稿します!!

27'5/17(日) 『浮世絵師 歌川国芳展 前編』

正社員を目指している、華緒です 現在、次受験する資格を模索中 *電卓使用 *会計系 *法律系 どのジャンルにしましょう? 決心がつきません
さて、“次”を決めかねている間に、ゴールデンウイーク 前売り券で購入していた、『浮世絵師 歌川国芳展 前編』へ行って来ました 日時:27年5月4日(月)9:30~ 場所:札幌芸術の森美術館 住所:札幌市南区芸術の森2丁目75番地 ※前編期間:27年4月25日(土)~5月26日(火) ※後編期間:27年5月30日(土)~6月28日(日) 歌川国芳とは】1797~1861幕末に活躍した浮世絵師 ユニークな画風から、『奇想の絵師』と呼ばれる 幼少の頃から画才に優れた国芳は、15歳で歌川豊国の門下となる 31歳の時、水滸伝の英雄に取材した一連の作品で脚光を浴び、 当時の浮世絵師の番付には、『名所絵の広重』に対し、『武者絵の国芳』と称される また、筋骨隆々の武者絵を描く一方で、自身の大好きな猫をはじめ、 魚や狸などを擬人化したコミカルで愛らしい戯画も多く描く 前売券がコチラ DSC02636.jpg 上にはピンク系の前編、下にはグリーン系の後編おチケットが付いています 前売券を購入した時に頂いたパンフレット DSC02633.jpg DSC02635.jpg DSC02634.jpg 歌川国芳を知らない人でも、この絵を見ると分かると思います 今まで札幌芸術の森美術館は遠くて避けていましたが、はるばる見に行きます DSC02559.jpg 国道453号に面している入口です DSC02590.jpg コチラで開かれています DSC02576.jpg 前編が開催されているのでピンク系の看板です 9:00前には到着し、初の札幌芸術の森美術館を散策 9:20頃行くと長蛇の列でしたが、 前売券を持っているためすぐに入口付近まで案内して頂きました 渡された展示物一覧には、巻の一から巻の六までありました 順番に見ていきます 【巻の一】本朝物怪退治伝(にほんもののけこらしめでん)20点 【巻の二】艶姿女終日(あですがたおんなのひねもす) 女性の色気が悩ましい作品20品 着物の柄が細かく描かれていることに感心 作品個々に絵解きパネルに『国芳は、染物屋の息子』とありました 江戸時代の人々は、オシャレで粋です 【巻の三】平ゝ凡ゝ江戸日常(へいへいぼんぼんえどのにちじょう) №45 『東都名所 新吉原』 吉原へ続く道を、天空の満月が煌々と照らしている作品 大きな暈(かさ)をかぶった満月が白い光を放っているのが印象的でした この他に10点、計11点あります 【巻の四】色色怨辛節(あれこれうらみつらみぶし)11点 【巻の五】可笑生類真面目擬(おかしみしょうるいまじめなぞらえ) 猫や金魚、狐など、面白ろ可笑しな作品が目白押しです 江戸時代にこのギャグセンス?は相当な奇才であることを確認できます 20点あります また、壁や床にのところどころに、猫の足跡がありますので探してみてください 【巻の六】生来役者綺羅星(うまれついてのやくしゃきらぼし) テーマの通り、歌舞伎役者の作品18点あります ここでは1点1点時間をかけて見ました 約400年前から始まったとされている歌舞伎 現代の歌舞伎役者の先祖に当たります 作品は1850年前後なので150年もの間、 先祖のお顔立ちが子孫に受け継がれていることに、大変驚きました 歌舞伎役者の顔の特徴を捉え、 150年後の私たちがその絵を見て『あの役者のココが似てる』と思える 周辺にいた女子高生が、 『市川海老蔵って江戸時代から目が大きいんだね』と、 館内に響くくらいの大きな声で言ってました 美術館で大きな声を出すことは、ご法度です 歌舞伎好きの人たちも多く訪れていたのか、 結構ひそひそと話している声が聞こえてました 【巻の六】は、なかなか面白かったです 『浮世絵師 歌川国芳展 前編』は、5月26日で終了し、 後編は、27年5月30日(土)~6月28日(日)の開催です 作品は総入れ替えされます 後編も楽しみです 最後まで読んでいただき、ありがとうございました blogramで人気ブログを分析